国土交通省・新技術情報システム(NETIS)登録番号・・・CG-990019-V(設計比較対象技術)[QRP工法]
概要
大粒径アスコンは、粗骨材の最大粒径を大きくする(最大粒径25mm以上)ことで耐流動効果を高めたアスファルト混合物です。一回の施工厚を厚くすることで敷きならし回数を減らし、施工効率を高めると同時に施工の省力化が図れます。
特長
- 一回の敷きならし厚さを厚くして効率良く舗装するため、施工の省力化・省人化が図れます。
- 大粒径混合物は、骨材の噛み合せにより耐久性が高い混合物です。
- 耐流動性が高く、締固め直後の高温状態でも早期に交通開放が出来ます。
- 主に基層またはアスファルト安定処理層として使用し、耐水性の高い舗装が構築できます。
- 通常のアスファルト舗装機械で施工できます。
用途
重交通路線/港湾施設/鉄道ヤード/コンテナターミナルなど
概要
連続鉄筋コンクリート舗装(CRCP:Continuously Reinforced Concrete Pavement)は、縦方向鉄筋を連続配置することにより、収縮ひび割れを分散して発生させた目地のないノージョイントコンクリート舗装です。このひび割れはひび割れ幅がきわめて小さく、荷重伝達性は十分確保されています。
特長
- 目地がないため、従来のコンクリート舗装に比べ平たん性がよく、走行時の騒音や振動を低下できます。
- 目地がないため、メンテナンス費用を削減できます。
- コンポジット舗装の下層として用いる場合、他のコンクリート舗装版と比べてリフレクションクラックの発生を抑制できます。
用途
- 一般道路
- メンテナンスが困難な高速道路/重交通道路/空港舗装/バイパス
- コンポジット舗装の下層の基盤
- 特に平たん性や騒音低減が必要な道路やテストコース
概要
床版上面増厚工法は、既設床版コンクリートの上面に新たに超速硬型の鋼繊維補強コンクリートを打設し、新旧コンクリートを一体化させることにより、曲げ耐力と押抜きせん断耐力の向上を図る工法です。床版上面増厚工法は、損傷の進行したコンクリート床版を蘇らせるための最も有効な工法です。
特長
床版上面増厚工法は、新旧コンクリートの一体化により床版の損傷が進行したせん断耐力を大幅に向上あるいは回復させる工法です。また、施工期間が短いこと、経済的であることなどの特長を有します。
本工法に関する紹介ビデオがございますので、ご興味のある方は、下記までご連絡ください。
お問合せ先:営業本部・技術営業部
TEL 03-3571-4893 / FAX 03-3289-1655
概要
超高圧・大流量のウォータージェットにより既設コンクリートの骨材を露出させ10~20mmの粗い凹凸を付け、その上からさらに特殊形状の鋼球を用いたショットブラストにより、 1~2mm程度の細かい凹凸を付ける表面処理を行います。これによって新旧コンクリートのかみ合わせ力と付着面積が増し、付着力が高められて完全に一体となります。その結果、既設舗装の強度を生かして剥離の心配がないコンクリートオーバーレイが可能となります。
日本道路では完全付着型コンクリートオーバーレイ工法のポイントとなる表面処理のために『NDウォータージェットシステム』を開発しました。
日本道路では完全付着型コンクリートオーバーレイ工法のポイントとなる表面処理のために『NDウォータージェットシステム』を開発しました。
特長
- 高品質/新旧コンクリートが完全に一体化することで、両方のコンクリート版厚をプラスした強度を発揮することができます。
- 工期短縮/NDウォータージェットシステムの使用により、既設コンクリートを生かす施工が可能になり、従来工法(打換え工法)で必要であった「取壊し」~「路盤再構築」までの工程を短縮できます。
- 地球にやさしい/従来工法に比べて廃材発生量が大幅に低減(例えば、既設コンクリート30cmの全面打換えと比較すると約1/20)、使用コンクリート量の低減、世界で初めてウォータージェットに使用した濁水のリサイクルなど、地球環境にやさしい工法です。
用途
空港エプロン/床版増厚等のコンクリート舗装全般
国土交通省・新技術情報システム(NETIS)登録番号・・・KT-140068-A
概要
広幅員中折れ式セットフォーム工法とは、中央で左右の勾配を変化できるコンクリートフィニッシャとコンクリートレベラにより、両勾配のコンクリート版舗装を一度に舗装する工法です。
広幅員中折れ式セットフォーム工法は、センター部の目地構造(従来突き合わせ目地)がダミー目地に変わる以外は、従来のコンクリート舗装構造と変わりません。
従来の工法よりも工期の短縮、品質の向上、安全面の向上など多くのメリットがあります。
広幅員中折れ式セットフォーム工法は、センター部の目地構造(従来突き合わせ目地)がダミー目地に変わる以外は、従来のコンクリート舗装構造と変わりません。
従来の工法よりも工期の短縮、品質の向上、安全面の向上など多くのメリットがあります。
特長
- 広幅員/広幅員(幅員10mまで)の2車線を車線ごとに勾配を変えながら1回で施工できます。
- 工期短縮/2車線を同時に施工するので施工回数と養生が一度ですみ、1車線ずつ施工する従来工法に比べ、大幅に工期を短縮できます。
- 施工の効率化/型枠設置や脱型、タイバ-の接続等の作業工程を省くことで施工の効率化に寄与する工法です。
- 現場対応性/各車線の勾配を0~4%まで高精度に調整することができるので、曲線部等多くの現場への対応が可能で優れた施工性を発揮します。
- 高品質/2車線を1回で施工するので、センターのジョイント部に施工段差を生じない平たんな高品質のコンクリート舗装を提供します。
用途
一般的なコンクリート舗装全般
概要
転圧コンクリート舗装RCCP(Roller Compacted Concrete Pavement)は、従来のアスファルト舗装と同様の施工機械編成で施工するコンクリート舗装です。
従来の舗装用コンクリート(スランプ2.5cm)より単位水量の著しく少ない超硬練りのコンクリート(スランプ0cm) を高締固めアスファルトフィニッシャで敷きならし、振動ローラおよびタイヤローラ等で締め固めて、仕上げる工法です。
従来の舗装用コンクリート(スランプ2.5cm)より単位水量の著しく少ない超硬練りのコンクリート(スランプ0cm) を高締固めアスファルトフィニッシャで敷きならし、振動ローラおよびタイヤローラ等で締め固めて、仕上げる工法です。
特長
- 工期短縮/アスファルト舗装と同様の機械編成で施工するため、従来のコンクリート舗装に比べ大幅な省力化が可能です。
- 早期交通開放/転圧により、粗骨材の噛み合わせの強い、初期耐荷力に優れたコンクリートが得られるので、一般のコンクリート舗装に比べると早期交通開放が可能です。
- 強度特性/強度、耐久性等、性能は従来のコンクリート舗装と同等です。
- 耐流動、耐摩耗、耐油、耐熱性/アスファルト舗装では得られない性能を備えた舗装です。
用途
一般の道路/工場構内道路/パス・トラックターミナル/コンテナヤード・貯木場・資材置場/空港の工プロン・空港の誘導路/パーキングエリア・サービスエリア/高速道路・重交通道路など
概要
高強度PRC版は空港やコンテナヤードのように荷重が特に大きい場合や重交通路線や交差点および軟弱地盤上等に建設される舗装に対し、工場にて制作したRCプレキャスト版を現場で敷設するコンクリート舗装工法です。強度、剛性を高めるために高強度コンクリート(設計基準強度60N/mm2)と、上下の鉄筋を部分的に連結させたラチストラス鉄筋を採用しています。
特長
- プレキャスト版を使用するため急速施工が可能です。
- プレキャスト版自体が高品質・高耐久性であるため、長寿命化舗装として期待できます。
- 路盤以下の層が不等沈下した場合に版をリフトアップするための治具を内蔵しており、補修性に優れています。
- 高さ調整ボルトによりミリ単位で高さ調整が可能です。
- 専用の裏込め・目地グラウト材を使用するため、冬期での施工が可能です。
- 供用中の舗装の修繕において、夜間の数時間で急速施工が可能です。
- 空港港湾用と道路用の2種類があります。
用途
主要交差点/損傷の激しい重交通路線/トンネル内舗装/空港舗装/港湾舗装