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国土交通省・新技術情報システム(NETIS)登録番号・・・CB-980086-V(アメニファルトSSS)

DLペーブ・施工例

概要

DLペーブ(Dual Layer Pavement)とは、2種類のアスファルト混合物を上・下層に分けて同時に舗設できるフィニッシャ(DLペーバ)で敷きならし、ローラで仕上げる舗装です。アスファルト混合物はDLペーバの上層・下層用別々のホッパに材料供給機から補給されます。

特長

  • 工期短縮/2層を同時施工することにより、工期短縮が可能です。
  • コスト縮減/上層混合物の厚さを粒径の1.5~2倍程度で施工可能であり、特殊表層材料の薄層化によりコスト縮減に寄与します。
  • 低騒音舗装の機能向上/上下2層の低騒音舗装の場合、上層を小粒径混合物で薄層に施工することで低騒音舗装の機能をより高めます。
  • 耐久性の向上/同時施工により上下層が一体化し、耐久性が向上します。
  • 様々な組合せ/様々な舗装材料を上下層に配置することができます。

用途

高速道路/幹線道路/一般道路/2層式排水性舗装など

2層同時舗設型アスファルト舗装

DLペーブの舗装材組合せ(例)

舗装構成例(I) 上層 t20mm ポーラスアスファルト混合物 最大粒径5mm
下層 t50mm ポーラスアスファルト混合物 13mm
舗装構成例(II) 上層 t20mm ポーラスアスファルト混合物 5mm
下層 t30mm 密粒度アスファルト混合物 13mm
舗装構成例(III) 上層 t30mm 密粒度アスファルト混合物 13mm
下層 t50mm 粗粒度アスファルト混合物 20mm
舗装構成例(IV) 上層 t30mm 砕石マスチック混合物 13mm
下層 t50mm 粗粒度アスファルト混合物 20mm

※この他にも様々な組み合わせが可能です。
DLペーブ・舗装構成例

施工機械編成

DLペーブ・施工機械編成

DLペーバの主な仕様

全   長 7,695mm(回送時)7,900mm(作業時)
全   幅 3,000mm
全   高 3,000mm
施 工 速 度 最高5m/min
舗 装 幅 2.5~5m
舗 装 厚 最大10cm(上層5cm、下層5cm)※
ホッパ容量 上層5.8m3/下層8.5m3

※1層施工も可能です。
※ダンプトラック入れ替え暗にもDLペーバを停止することなく連続施工か可能です。

DLペーブ・DLペーバ

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