概要
硬グースアスファルトは、従来のグースアスファルトの粗骨材配合をより高くして、さらに耐流動性、耐久性、たわみ性、急勾配施工性を高めたものです。施工は従来のグースアスファルトと同様です。
特長
- たわみ性に富み付着力が強く、疲労抵抗性に優れるので鋼床版舗装に最適です。
- 耐流動性に富み、急勾配施工性に優れています。
- 空隙がなく水密性に富んでます。
- 流し込み工法なので締固めが不要です。
- 顔料の添加等によりカラー化も可能です。
用途
鋼床版舗装/寒冷地の耐摩耗表層/工場内等の耐薬品舗装/大型冷蔵庫・低温施設内の床舗装など
グースアスファルト舗装
グースアスファルトとは?
グースアスファルトとは、通常のアスファルト混合物に比べ、アスファルトと石粉を多量に使用したもので、不透水性でたわみに対する追従性が高いことから、一般に鋼床版橋面舗装の基層などに用いられます。通常のアスファルトプラントで混合し、加熱保温撹拌装置付き運搬車(クッカ)で混練・運搬を行い、専用フィニッシャで流し込み施工します。グースアスファルトの名称はドイツ語で路面に流し込む(Güssen)の意味からつけられたものです。
標準断面図
施工手順(鋼床版の例)
使用機械編成(鋼床版の例)
アスファルトクッカ
型 式 | MT-C40N |
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空 車 質 量 | 12,570kg |
最大積載量 | 7,060kg |
グースフィニッシャ
型 式 | NFB6WS-VG |
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総 質 量 | 12,000kg |
舗 設 幅 員 | 2.5~4.5m(油圧伸縮) |