NICHIDO News

11月29日、本社において2018年度事例研究発表会を開催しました。

当日は、「~継続受注に向けた挑戦~(民間受注拡大に向けた取り組み)「~一歩先へ・さらなる工夫を~(開発・改善活動)」「~次につながる高い評価を目指して~(公共工事における取り組み・報告)」という3つのテーマのもと、全国から13事例の発表があり、大いに盛り上がりました。

冒頭、久松社長から、「今年で3回目となる事例研究発表会ですが、今年は3つのテーマについて3部構成で実施するという新たな形式での発表会となります。支店で予選会を開いているところもあると聞いており、昨年にも増して皆さんの大きな熱意が伺えます。環境は常に変わっており、「現状維持は最大のリスク」、社是である「創意研鑽」のとおり、「技術の日本道路」たる創意工夫を続けることが必要です。今日1日、すばらしい時間となることを期待しています」と開会の挨拶がありました。

次に、生産技術本部長の石井常務から「今日は、支店の予選会、本社の審査を通った13の事例研究発表会となります。現場での創意工夫による当社の技術力・営業力を得意先に評価していただいた事例ですので、是非持ち帰って従業員にしっかりと伝えて水平展開してください。それでは、発表者の方は、胸を張って元気よく発表してください。」と挨拶がありました。

第1部では「継続受注に向けた挑戦」として4事例、第2部では「一歩先へ、さらなる工夫を」として4事例、第3部では「次につながる高い評価を目指して」として5事例が発表され、発表後には活発な質疑応答が行われました。
発表後、役員が審査を行い、最優秀賞が1組、優秀賞が3組、特別賞が2組選出され、それぞれ表彰されました。

最後に、久松社長から「本日はお疲れ様でした。皆さんの発表内容は非常に良かったです。取り組む姿勢がすばらしく、「現状維持は最大のリスク」を念頭に現場で良く活躍していると感じました。13事例の発表は甲乙つけ難いものでしたが、その中で表彰された方はおめでとうございます。来年も更にすばらしい発表会になることを期待しています。」と閉会の挨拶があり、2018年度事例研究発表会を終了しました。

日本道路は2月14日、本社において2016年度事例研究発表会を開催しました。

当日は「工事評定点アップを目指して」と「広げよう!皆の知恵と工夫」という2つのテーマで全国から13編の発表があり、大いに盛り上がりました。

冒頭、山口社長から「前年度には工事報告会というごく少数参加の企画がありましたが、その時にもっと充実した企画を出したいと思い、今回事例研究発表会が開催されることとなりました。本日、若い方々が発表された良い点を持ち帰り、それを各支店の若い社員に伝えて頂き、人材育成にもつなげられればと思います」と開会挨拶がありました。

次に生産技術本部井口副本部長から「今回はおかげさまで13テーマとも力作ぞろいであり、主催する事務局として大変感謝しております。本日は存分にプレゼンの腕を振るっていただくようお願いいたします」と挨拶がありました。

第一部は「~工事評定点アップを目指して~」で第二部が「~広げよう!皆の知恵と工夫~」で発表され、発表後には盛んな質疑応答が行われました。

役員や本社部長らが審査し、最優秀賞が1組、優秀賞が2組選出され、それぞれ表彰されました。なお、他のテーマもレベルが高く、プレゼン内容も良かったことから他の発表者にも優良賞が追加授与されました。

最後に久松副社長から「本日はお疲れ様でした。皆さんの発表はとても素晴らしく甲乙つけがたいものでした。その中でも最優秀賞、優秀賞を取られた方は本当におめでとうございます」と閉会の挨拶があり、2016年度事例研究発表会を終了しました。

代表取締役社長 山口宣男

 

「従業員を大切にする会社を目指す」

皆さん、入社おめでとうございます。
本日、74名の皆さんが、日本道路の一員としての第一歩を踏み出されたことにつきまして、まずは、心からお慶び申し上げます。
入社人数で言うと、昨年は60名、一昨年は49名ということで、年々増えてきていますが、新入社員数が70名を超えたのは、平成6年、1994年に84名が入社して以来、実に22年ぶりということになります。

現在、わが建設業界は、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックに向けたインフラ整備等に加え、東日本大震災から5年が経過したものの現在も継続されている復興事業等で多忙を極めており、建設業が果たすべき役割は山積しています。
わが社においても、首都圏を中心に、技術者不足が深刻となっていますが、皆さんには、これから、わが社の企業文化に慣れ親しみ、そして一日も早く溶け込んでいただき、貴重な戦力に成長されることを、大いに期待しています。

さて、わが社は昨年8月に、5年後のビジョンをまとめた「新中期経営5ヶ年計画」を発表しました。計画の第一に掲げたことは、
「従業員を大切にする会社を目指す」
ということです。
それは、わが社が、永く社会に認められ、その役割と使命を果たすうえで重要となる経営基盤が「人」すなわち「人材」であると考えているからです。
そのために、当社では現在、従業員がやりがいと誇りを持って働くことのできる職場環境の実現に向け、ワークライフバランス推進のため様々な施策の展開をしているところです。ワークライフバランスとは、「仕事と生活の調和」という意味ですが、長時間労働や休日出勤を減らし労働環境を改善することで、プライベートや家庭も大切にしてもらい、結果としてより質の高い仕事に繋げていく取り組みです。
特に、皆さんのような若手の社員が、働くときは働き、休む時はゆっくり休めるようなメリハリのある職場環境が提供できるように改善していきたいと考えています。
一方、皆さんには、入社後、仕事や様々な経験を通じて、自身の「人間力」を養い、人間として魅力のある人材に成長していただきたいと思っています。
中国の古いことわざに、「疾風に勁草を知る」という言葉があります。その意味は、困難に遭ってはじめてその人間の本当の価値、本当の強さが分かるということです。
皆さんには、今後、いろいろな困難、障壁が待ち構えていることと思います。その時に、逃げずにぶつかって、それを乗り越えることではじめて、たとえ結果が失敗であっても、良い経験として自分のものになり、自分の血となり肉となって残っていくのです。これから経験するであろう様々な事柄に、前向きに積極的に立ち向かっていくことで、皆さん自身の「人間力」を養って欲しいと思います。

最後になりますが、今年2月、わが社を含む大手道路建設業者10社が、独占禁止法違反の容疑により、東京地方検察庁から起訴されました。皆さんも新聞やテレビ等の報道で知り、心配されていることと思います。
我々、役職員一同は、今回の事態を厳粛に受け止め、更なる法令順守の徹底を図るとともに、一日も早い社会からの信頼回復に向け、日々努力しているところです。
今後、二度とこのようなことが起きないよう、再発防止に向けた取り組みを鋭意行っているところですので、皆さんも我々を信じて付いてきてもらいたいと思います。

以上、これからの皆さんの活躍を祈念し、また前途を祝して、歓迎の挨拶といたします。

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