2016/07/27 高知県「環境先進企業との協同の森づくり事業」において当社に対して「CO2吸収証書(H27年度施行分)」が発行されました

平成20年2月から日本道路・梼原町・高知県の三者で締結しております「環境先進企業との協働の森づくり事業」の成果として、協定森林の平成24~26年度施業分累計(間伐実施面積10.78ha、85.16t-CO2)、27年度施業分(間伐実施面積1.13ha、8.81t-CO2)を合わせ直近4年間でCO2吸収量が93.97t-CO2となった旨の「CO2吸収証書」が当社に対して発行されました。
これは、森林によるCO2吸収量を高知県CO2吸収専門委員会が認証し証書を発行することによって、協賛企業にとってはCSR活動の効果を数値化することができるとともに、自主的な環境対策としての活用も期待できるものです。

CO2吸収証書 CO2吸収証書 左:高知県庁林業振興・環境部 高橋隆副部長、右:当社 常務・清水知己
吸収証書(平成27年度) 左:高知県庁林業振興・環境部 高橋隆副部長
右:当社 常務・清水知己

高知県「環境先進企業との協働の森づくり事業」は、国内での温室効果ガス(CO2)の排出権取引制度の創設を視野に入れながら、環境先進企業と地域とが協働して「森林の再生」と「地域交流の促進」を柱とした取り組みを行うことで、現在手入れの行き届かない状況となっている森林(人工林)の再生を推進するものです。当社の協定森林(日本道路の森)は、仲間(なかいだ)部落という梼原町でも戸数12戸と大変小さな集落にあり、地域に根をおろした交流会が地域の方にとって年中行事となっています。また、作業道の改良や間伐施業の実施により木材生産機能や水源涵養機能など森林の多面的な機能の向上につなげることができました。(高知県庁林業環境政策課)

当社は今後とも全国の拠点事業所の所在する地域と連携し、地球環境の配慮・保全、社会貢献などを目指して取り組んでいく所存です。

「日本道路の森」看板 間伐作業体験 地域住民の方々との交流会
「日本道路の森」看板 間伐作業体験 地域住民の方々との交流会

高知県「環境先進企業との協働の森づくり事業~日本道路の森~」実績について

*主な成果は以下のとおりです。

1.対象面積

総対象面積「30ha(東京ドーム:6.4個分、テニスコート:1,150面分)」

2.間伐面積

累計間伐面積「18.59ha(東京ドーム:4個分、テニスコート:715面分)」

3.CO2吸収量

累計CO2吸収量「148.56t-CO2(平成27年度分 8.81t-CO2)」
※協働の森づくり事業全体の「0.15%」

日本道路 協働の森づくり事業全体
平成21~27年度(6年間)* 平成17~27年度(10年間)
間伐面積 19ha 間伐面積 3,825ha
吸収量 149t-CO2 吸収量 95,454t-CO2

*H23年度を除く

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