2018/05/30 愛知県武豊町立武豊(たけとよ)中学校の訪問学習を受け入れました

日本道路では、CSR経営の一環として5月30日に愛知県武豊町立武豊(たけとよ)中学校の職場訪問学習に協力いたしました。同中学校からの職場訪問の依頼を受けるのは初めてとなります。東京都港区にある日本道路㈱本社にて実施し、第3学年の生徒8名が来訪しました。


(写真1 集合写真)

はじめに

愛知県武豊町立武豊(たけとよ)中学校では生徒が様々な企業・機関を訪問して事業内容や日々の仕事について学び、仕事の役割及びやりがいを理解する学習活動の場を第3学年の生徒さんに設けており、今回当社を選んで訪問してくださりました。
 

挨拶

職場訪問学習冒頭、本社経営企画部・河西俊彦副部長は「訪問学習ということで日本道路を選んでくださりありがとうございます。1時間30分の訪問学習の中で、日本道路がどのようなことをして社会の役に立っているかを勉強して帰ってくださったら嬉しいです。」と挨拶をしました。


(写真2 武豊中学校の皆さんへの挨拶)

講義

はじめに生徒さん、職員がそれぞれ自己紹介を行いました。(写真3)次に立花徳啓研究員が日本道路の会社説明や舗装に関する説明を行い、生徒さんに道路作りの方法を理解してもらいました。(写真4)その後、場所を移動し生徒の皆さんにアスファルト舗装の作り方の映像を見てもらったり、実験体験をしてもらいました。


(写真3 自己紹介風景)


(写真4 講義風景)

実験

①排水性舗装と保水性ブロックの比較体験
保水性舗装に関する実験を行いました。実際に、水を通す舗装、通さない舗装、貯溜する舗装の3種類の供試体に水をかけ、その違いを見てもらいました。3種類それぞれの違いに生徒の皆さんがとても驚いて、何度も水をかけてその違いを確認する姿が見受けられました。


(写真5 水を通す舗装、通さない舗装の違いを体験)

②発電する道路
当社が㈱音力発電と共同開発した「舗装埋設型発電床」を体験していただきました。このマットの縁にあるライトが点灯し、暗い中でもどこが通路かわかるという仕組みで、災害時などに役に立ちます。実際に生徒の皆さんに歩いてもらうと、ライトが点灯したことに驚いたようで、何度も床を踏んでいました。


(写真6 発電する道路を体験)

③遮熱性舗装の比較実験
遮熱性舗装に関する実験を行いました。一般的なアスファルト舗装、シャットファルト(塗布型遮熱性舗装)、クールファルト(半たわみ型保水性舗装)の3種類を使って温度の違いを比べる比較実験を行いました。実際に生徒の皆さんに触って温度の違いを体験してもらうと、その熱さの違いにとても驚いていました。


(写真7 遮熱性舗装の比較実験)

生徒の皆さんからの仕事に関する質問

職場訪問の最後に、生徒の皆さんが事前に考えてきた質問に、当社の社員が答えました。その中には「日本道路のマークの由来は何ですか」「100mの道路を舗装するのにかかる日数は」
「どのくらいの人数で工事をするのですか」「競技場のタータンはなぜデコボコなのですか」など多数の質問が上がりました。ユニークな質問もとても多く、事前に当社に関してよく調べてきてくれたのだろうという印象を受けました。

最後に

技術研究所・遠藤桂副部長から「本日の訪問学習に対しての生徒の皆さんの食いつきがとてもよくて我々も非常に嬉しかったです。今回の訪問学習の内容を帰ってからたくさんの友達に伝えてくれたら嬉しいですし、この経験が将来の皆さんの進路選択の役に立てば嬉しいです」とメッセージを送りました。
今回来訪してくださった生徒の皆さんの将来に少しでも力添えとなれればと願うとともに、今後も当社では積極的にこのような次世代育成の活動に取り組み、道路建設業への理解・関心を深めていただけるように取り組んでいきます。


(写真8 おわりの挨拶)

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